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To thanks and 2006... |
年が明けたと言えど、まだまだ寒波は続く。 39度の高熱にうなされていた。 去年の年末から音源リリースや自主イベントの件で大忙しだったからな。 少しの間ゆっくりできるなと思った矢先の出来事だ。 みんな風邪には気をつけろよ。 「今年の風邪はきついぜ」 なんてよく耳にするが、俺のツレが 「風邪なんて毎年きついじゃねぇか」 と言った。 確かに。その通りだな。“今年も”風邪はきついのでみんな要注意してくれ。
迎えた2006年。 昨年を思えば、あっという間の1年だった。 BLACK PEARLにとってDEBUTの年となった2005年はまさに怒涛の1年というにふさわしい年であっただろう。
立上げからは色んな構成を練り上げ、度重なる打ち合わせを繰り返し、 DEBUT LIVEの3月19日までがかなり長く感じられていたのだが、 いざその日を迎え今日まで活動を始めてみると、こんなにも時間が足りないものかと。 月並みな言い方というやつは、あながちいい加減な言葉でもないようだ。
2005年1月、BLACK PEARLのMemberでStudioに入り始めたこの時期、 学生時代は陸上競技、成人してからはDJと、一貫して個人Playしかやった事のない俺にとって、 はじめてTeam playの複雑さを知ったのがちょうどこの頃だ。 頭の中にある楽曲のImageを伝えきれないもどかしさ、Live構成やBLACK PEARLの方向性への不一致に直面するたびに、 「これはとんでもない事をはじめてしまったな」 と痛感した。
DJ diceとして活動してた頃、俺はそれこそ膨大な数のBANDの近くでステージングからその人間模様まで 幸か不幸かFanよりもずいぶん近くで“拝見させて”もらえる立場にいさせてもらった。 リハーサルや楽屋なんていうのは、Stageでは消して見ることのできない人間関係がこれ見よがしに浮き彫りとなる。 そのGapや滑稽さに、やたら張り詰めた緊張感が張り巡らされたり。 というのは、BAND MANにとっては決して珍しい話ではない。俺が“拝見”させてもらったというのはそういうことも含めだ。 「そもそもBAND MANなんてもとは他人だろう?理解できなくて、衝突して当たり前。」 なんていうのも、よく聞く台詞だが・・・。 他人か。
うちの場合は、そうもいかない。 俺とYasuyukiは知っての通りの実の兄弟なわけだ。 年齢こそ4つも離れているが、二人ともいい大人。 BLACK PEARLの場合はここが一つのKEYとなっている。 俺たち兄弟は、引くところを知らない。他人同士ならもう少し衝突も避けられるのかもしれない。 しかし、そこは血のつながった人間。どうしても譲れないものがお互いあるらしい。 こうなれば、昨年ワイドショーでひっきりなしにやっていた若貴騒動も、他人事じゃないかもな(笑) 俺のDJ時代の経験、見てきたものは一瞬にしてもろくも崩れ去ったのだ。 しかし、兄弟であるからこそ他のBANDにないクオリティーや意思の疎通は自負している。 兄弟である事が、他人同士でやっているBANDと比べ、プラスマイナスゼロではなく少しでもプラスに働けば BLACK PEARLはどこにも負けないBANDであり続けるだろうな。 アイツと血がつながっていたことに感謝するべきか。
2005年7月、この月OLD BLOOD TOURに参加させてもらったのはありがたかった。 前にも書いたとおり、BLACK PEARLにとってSOBUTというBANDは思い入れのあるBANDだけにこの日は気合が入った。 SOBUTにも感謝しているが、この話をふってくれたKING COBRAには本当に感謝している。 「大阪MUSIC SCENEの底上げを!!」というKING COBRAの基本理念。これには、俺個人としても共感する。 少しでもBLACK PEARLはそこに関わりたいと考えている。 それは、大阪のためとかKINGCOBRA、誰かのためではなく、まずBLACK PEARLのためにだ。 その結果が、日本や大阪、誰かのため、KINGCOBRAのためになればと思っている。 Osaka KINGCOBRAは2005年のBLACK PEARLを語る上で欠かせないKey wordである。
同じ月、俺は3週間の入院生活を余儀なくされた。気合を入れた分、その後の脱力感もあったのだろうか。 手足のしびれ、複視という症状は、ノリにのっていた俺にとって絶望にも近い感覚をもたらしたのを覚えている。 幸い、翌月後半にはほぼ完治するという軽いものだったのだが、この時にもらったFanからのMessageやお見舞いには本当に励まされた。 感謝しているよ。 しかし俺は、今回の風邪もしかり、この時もそうだが大仕事が終わった後の安心感に弱いらしい(笑) 「お前ら、気をつけろよ」 なんて大きなお世話、俺が一番気をつけるべきか(笑) この時の看護師さんにも感謝している。気持ちばかり焦る俺を、何度も励ましてくれたものだ。 相手は仕事だろうが、やはり弱っているときの安心感たるや、これに勝るものはない。 余談だが、俺は昔から 「看護師と警察官とアメ村の服屋の店員だけは敬語を使わない」 というBLACK JOKEを皮肉をこめて言ってきた。 しかしこれは訂正しなければな。 この時の看護師さんは敬語だったよ(笑)
2005年9月、この月の6日、俺はBLACK PEARLのEvent“Not a joke”を岡山で開催した。 しかしここでも前途多難、なんとちょうどこの日が台風とぶつかったのだ。 客の入りは当日キャンセルが7割。 しかし来てくれるこがいる限りこういう状況でも俺らはなるべくやりたいという思いがあった。 こういう状況で決行できるのは、今のうちだけだろう。メジャーやどこかに属してしまえば中々できる事じゃない。 だからこそ、今できる事はなるべくやりたいと思う。 この日来てくれた子には本当に感謝している。
2005年10月、この月の最後の日BLACK PEARLはFUZZの主催するEventに参加した。 まぁ普段見れないMemberの姿を見せれたんじゃないかな。とにかくあの晩は楽しかったよ。 FUZZというBAND、これもBLACK PEARLを語る上で欠かせないKey wordである。 BLACK PEARLは結成した当初、楽曲の雰囲気がFUZZに似ているという事で同じくくりにされる事が多かった。 しかしそれは全くの間違いで、FUZZとBLACK PEARLは全くの別物である。 それはやっと最近認知されはじめたように思うが、そう思われていたのも事実なのだ。 では、なぜ全く別物の二つが似ているといわれたのか?そこにFUZZとBLACK PEARLの関係性を示す答えがある。 それは、人間の質が似ているからだと思う。 俺たちが創造する楽曲、Liveは、全く別物だが同じ先を向いている。 その指針となったRootsでさえ同じなのだから当たり前の話だろう。 Cro氏と最近ゆっくり話す機会があって、また気づいた。POPSを聴いていたって、鳥肌の立つ瞬間が同じなのだからな。 FUZZを見ていると悔しくなる事も多々ある。 それは相手が5年もやっているのだからなんて理由で埋められる様な安易なもんじゃない。 5年やってようが10年やってようが悔しいものは悔しい。 それと同じ事をCro氏にも言われる事がある。謙遜してもしょうがない。多分そうなんだろう。 しかし、5年も後からやってきた新人に悔しいなんて言える彼に、またすげぇと思わされ、そして悔しくなるんだけどな。 俺たちは仲良しBANDをやって行きたい訳でもないし、どちらかがくたばるのを待っているんでもない。 ただ一ついえるのは、同じベクトル、つまり目指す先が同じなら自然と引き合わされるという事だ。 俺たちが同じ日の同じStageに立つという事は、ほかのBANDでは考えられないほど大きな意味を持つのだ。 そんなBANDが近くにいることに感謝したいな。 FUZZを尊敬するが、俺らもFUZZから尊敬されたい。これが答えか。
11月半ばからは待望のRec.。とにかくいいものを作ろうと必死だった。 名目上はDEMO。当初、このDEMOはCD-Rで発売される予定だった。 しかし、そこはBLACK PEARL流、大型新人なら大型新人らしく(笑)というのは冗談。 ではなく、その気持ちも少しあるが、やはり自分たちの思うクオリティーのままみんなに聞いてもらうには どうしてもCD-Rではだめだという結論に至った。 そうなれば、Jacketもという事で、これに関してはキャラメル会議が少ない期限の中で快く協力してくれた。 これにもまた感謝した。 この音源制作という作業、これは本当に大変だった。 全てが初めての経験、しかし徹底的に“いいもの”にこだわりたかった。 その“いいもの”にこだわった結果、1月7日俺達BLACK PEARLの今できる全てがここに詰め込まれ、そして完成した。
1st DEMO“BLACK PEARL”
ぜひとも、聴いて欲しい。 CD一枚というのはたかだか1000円。これを高いと思うか安いと思うか、それは買い手にある。 ただこの1st DEMOに携わった人間の思いは値段をつけがたいものがある。 それを分かって聴いてくれなんてさらさら言う気はない。 お前たちは好きに聴いたらいい。 そんな音源がただ世に一枚できたというだけ。
それが、感無量なのさ。
長くなったな。 2005年は感謝と発展の一年だった。 BLACK PEARLに携わった人間、Crew、感謝してるよ。 俺たちは謙虚な気持ちを持ちつつ、それでいてリスペクトされ続ける集団であろうと思う。 でかい態度とリップサービスは愛嬌って事で。 今年もBLACK PEARLをよろしく頼むぜ。
dice/BLACK PEARL
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